オウンドメディアってなに?
オウンドメディアについて、人に話を聞いたり、ネットで関連動画を見ることが続いた。
覚え書きとして、浅い知識ではあるけど、書いてみようと思う。
1、オウンドメディアその概要
オウンドメディアは、現在急速に広がっているサービスだ。
自社で集めた情報をまとめ、独自に発信するサービスをオウンドメディアと呼ぶ。
時事ネタ+特化記事でSEO(検索エンジン対策)し、記事に関連する広告でタイアップ。
検索サービスや、予約サイトなどをリンクさせて、お店やターゲットに営業をかけ掲載(契約)に結びつける。
オウンドメディアの命はPVと、リンクのクリック数。
情報は広く浅く、時には深く(運営会社の特徴を活かす)。テキストはSEOのため、時事性が重視される。
2、現役運営者が言うには
テキストは、外部ライターからの買い取り。
内製の場合は、取材は行わず、ネット情報のツギハギ文となるパターンが多いそうだ。
営業トークは集客力や、クリック数、A/Bテスト、更新頻度、ランディングページ、他メディアへの並行掲載など。
お馴染みのクーポンサイトとの連携もあるだろう。
それによってユーザーは、割引などの特典を得ることができる。
3、時代はプラットフォーム型に移行
現在、プラットフォーム型といわれる、情報の収集と発信が行えるサイトが隆盛を極めている。購買サイトを基本として、動画の視聴や、データ保管なども出来るマルチ・ユースのサイトのことだ。
プラットフォームサイトには、自身の興味などに準じたリストが保管できるようになっている。
これら個人データは無作為にDBとして活用され、運営者にマーケティングの種として利用される。情報は生きた商材なのだ。
また、ユーザーは販売者として、プラットフォーム型のサイトを利用することも可能だ。つまり、買い手としてだけではなく、プラットフォームでは、売り手としてサイトに関わることも選択できるのだ。
オウンドメディアとプラットフォーム
オウンドメディアの形態は、新たなプラットフォームとして触手を伸ばし始めた。
まだまだ途上段階にあり、数々のサイトが実地での試行錯誤を繰り返している。
性急にマネタイズしようとするサイトは、中身がすかすか、プラットフォームとしてのサービス(魅力)が足らないため、利用者の数も満足度も増えずにいずれ淘汰されると予測される。
提供したいサービスではなく、利用者が使いたいサービスを準備しなくてはならない。
先行し、シェアを取らなければ、生存競争に負けてしまうことになるだろう。
アイデアと、アイデアを実現する力がものを言う世界なのだ。
4、個人的に感じるオウンドメディア
コピペサイトに価値はあるの?
コピペで作られたテキストへの興味は、個人的にはない。
良質なサービスを担保とし、コピペテキストを量産するケースはオウンドメディア運営において考えられるケースだ。
しかし、ユーザーの反応がどう転ぶかは分からない。
どちらにしろ、サービスとテキストのどちらかは意味のあるものでないとPVは獲得できない。
コンテンツホルダーの収益化を考える
すでに情報を持っていて、情報をDB化して提供できるコンテンツホルダーの戦略はどうなるだろうか。
有料記事にするか、新たなサービスとセットでマネタイズしてゆくのか、戦略が必用だ。
過去の記事にどれだけ需要があるのかは疑問だ。
だが、やってみる価値は十分に感じる。ウェブの世界ではとにかくやってみる、それが大事。
大手メーカーが広告枠を買ってくれる事例だってあるだろうし、有料コンテンツへの加入者増加、コンテンツ自体を二次利用でレンタルできる可能性もある。
5、WEBメディアの種類
ところで、WEBメディアの区別の仕方を知っているだろうか。
大きく分けると以下の三つである。
タイプ |
定義 |
例 |
オウンドOwned |
会社またはその代理店が管理するチャンネル |
会社/ブランドのウェブサイト
会社/ブランドブログ
オンラインソーシャルネットワークの企業所有のページ/アカウント(Twitterアカウント、Facebookブランドページなど) |
アーンドEarned |
会社やその代理店によって直接生成されたのではなく、顧客やジャーナリストなどの他のエンティティによって直接生成されない、会社やブランドに関連するメディア |
Digital media outlets(プロのブログなど)
オンラインWOM(ウェブサイト招待状など)
オンラインコミュニティやソーシャルネットワークへの投稿
オンライン評価及びレビュー(例:レストランの場合は日本なら食べログ、商品の場合はAmazon.comなど) |
ペイドPaid |
企業が費用を払って広告掲載する従来型のメディア |
ディスプレイ/バナー広告
検索広告(Google AdWordsなど)
ソーシャルネットワーク広告(Facebook広告など)
電子ダイレクトメール(例えば、電子メール広告) |
Wikipediaより
6、オウンドメディアの可能性
可能性は十分に感じる。
しかし、コンテンツの提供力+機能の実装がなければ、オウンドメディアとして運営を続けるのは難しい。
場合によっては営業力も必須になり、情報をDB化するために、足で情報を集める必要性もあるだろう。
情報を集めるツールはSNSなどもあるが、アイデアを採算ベースにまで持ってゆくのは人間であり、デジタルとヒューマンパワーの融合がオウンドメディアを作る原動力になる。
その証拠にインフルエンサー(影響力の大きな人物)がSNSでつぶやくだけで、売り上げのグラフがガクンと上がるのだと、サイトディレクターに直接聞いたことがある。
デジタル時代を迎えても人の影響力は減るどころか、ますます増している。オウンドメディアでも鍵になるのは人の力なのである。
というわけで、採算性が合えば、やる価値は十二分に感じる。
とくにニッチな地方マスコミ情報などは、投稿型にすることで伸びる分野なんじゃないだろうか?
オウンドメディア 価値0~∞
―2018-11-20―
http://yasashii.wp.xdomain.jp/2018/11/20/owned-media/https://i1.wp.com/yasashii.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/11/owned-media10.jpg?fit=640%2C480https://i1.wp.com/yasashii.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/11/owned-media10.jpg?resize=150%2C150asdaj1278クローゼットの外メディアメディア,雑記オウンドメディアってなに?
オウンドメディアについて、人に話を聞いたり、ネットで関連動画を見ることが続いた。
覚え書きとして、浅い知識ではあるけど、書いてみようと思う。
1、オウンドメディアその概要
オウンドメディアは、現在急速に広がっているサービスだ。
自社で集めた情報をまとめ、独自に発信するサービスをオウンドメディアと呼ぶ。
時事ネタ+特化記事でSEO(検索エンジン対策)し、記事に関連する広告でタイアップ。
検索サービスや、予約サイトなどをリンクさせて、お店やターゲットに営業をかけ掲載(契約)に結びつける。
オウンドメディアの命はPVと、リンクのクリック数。
情報は広く浅く、時には深く(運営会社の特徴を活かす)。テキストはSEOのため、時事性が重視される。
2、現役運営者が言うには
テキストは、外部ライターからの買い取り。
内製の場合は、取材は行わず、ネット情報のツギハギ文となるパターンが多いそうだ。
営業トークは集客力や、クリック数、A/Bテスト、更新頻度、ランディングページ、他メディアへの並行掲載など。
お馴染みのクーポンサイトとの連携もあるだろう。
それによってユーザーは、割引などの特典を得ることができる。
3、時代はプラットフォーム型に移行
現在、プラットフォーム型といわれる、情報の収集と発信が行えるサイトが隆盛を極めている。購買サイトを基本として、動画の視聴や、データ保管なども出来るマルチ・ユースのサイトのことだ。
プラットフォームサイトには、自身の興味などに準じたリストが保管できるようになっている。
これら個人データは無作為にDBとして活用され、運営者にマーケティングの種として利用される。情報は生きた商材なのだ。
また、ユーザーは販売者として、プラットフォーム型のサイトを利用することも可能だ。つまり、買い手としてだけではなく、プラットフォームでは、売り手としてサイトに関わることも選択できるのだ。
オウンドメディアとプラットフォーム
オウンドメディアの形態は、新たなプラットフォームとして触手を伸ばし始めた。
まだまだ途上段階にあり、数々のサイトが実地での試行錯誤を繰り返している。
性急にマネタイズしようとするサイトは、中身がすかすか、プラットフォームとしてのサービス(魅力)が足らないため、利用者の数も満足度も増えずにいずれ淘汰されると予測される。
提供したいサービスではなく、利用者が使いたいサービスを準備しなくてはならない。
先行し、シェアを取らなければ、生存競争に負けてしまうことになるだろう。
アイデアと、アイデアを実現する力がものを言う世界なのだ。
4、個人的に感じるオウンドメディア
コピペサイトに価値はあるの?
コピペで作られたテキストへの興味は、個人的にはない。
良質なサービスを担保とし、コピペテキストを量産するケースはオウンドメディア運営において考えられるケースだ。
しかし、ユーザーの反応がどう転ぶかは分からない。
どちらにしろ、サービスとテキストのどちらかは意味のあるものでないとPVは獲得できない。
コンテンツホルダーの収益化を考える
すでに情報を持っていて、情報をDB化して提供できるコンテンツホルダーの戦略はどうなるだろうか。
有料記事にするか、新たなサービスとセットでマネタイズしてゆくのか、戦略が必用だ。
過去の記事にどれだけ需要があるのかは疑問だ。
だが、やってみる価値は十分に感じる。ウェブの世界ではとにかくやってみる、それが大事。
大手メーカーが広告枠を買ってくれる事例だってあるだろうし、有料コンテンツへの加入者増加、コンテンツ自体を二次利用でレンタルできる可能性もある。
5、WEBメディアの種類
ところで、WEBメディアの区別の仕方を知っているだろうか。
大きく分けると以下の三つである。
タイプ
定義
例
オウンドOwned
会社またはその代理店が管理するチャンネル
会社/ブランドのウェブサイト
会社/ブランドブログ
オンラインソーシャルネットワークの企業所有のページ/アカウント(Twitterアカウント、Facebookブランドページなど)
アーンドEarned
会社やその代理店によって直接生成されたのではなく、顧客やジャーナリストなどの他のエンティティによって直接生成されない、会社やブランドに関連するメディア
Digital media outlets(プロのブログなど)
オンラインWOM(ウェブサイト招待状など)
オンラインコミュニティやソーシャルネットワークへの投稿
オンライン評価及びレビュー(例:レストランの場合は日本なら食べログ、商品の場合はAmazon.comなど)
ペイドPaid
企業が費用を払って広告掲載する従来型のメディア
ディスプレイ/バナー広告
検索広告(Google AdWordsなど)
ソーシャルネットワーク広告(Facebook広告など)
電子ダイレクトメール(例えば、電子メール広告)
Wikipediaより
6、オウンドメディアの可能性
可能性は十分に感じる。
しかし、コンテンツの提供力+機能の実装がなければ、オウンドメディアとして運営を続けるのは難しい。
場合によっては営業力も必須になり、情報をDB化するために、足で情報を集める必要性もあるだろう。
情報を集めるツールはSNSなどもあるが、アイデアを採算ベースにまで持ってゆくのは人間であり、デジタルとヒューマンパワーの融合がオウンドメディアを作る原動力になる。
その証拠にインフルエンサー(影響力の大きな人物)がSNSでつぶやくだけで、売り上げのグラフがガクンと上がるのだと、サイトディレクターに直接聞いたことがある。
デジタル時代を迎えても人の影響力は減るどころか、ますます増している。オウンドメディアでも鍵になるのは人の力なのである。
というわけで、採算性が合えば、やる価値は十二分に感じる。
とくにニッチな地方マスコミ情報などは、投稿型にすることで伸びる分野なんじゃないだろうか?
オウンドメディア 価値0~∞―2018-11-20―asdaj1278
en.job1978@gmail.comAdministratorCloset Clothing 研究所ブログ
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