21世紀の缶チューハイ

氷結画像
画像出典:https://www.kirin.co.jp

氷結果汁登場!

缶チューハイのイメージが刷新したのは、2001年に登場した「氷結果汁」からだった。
空と海を思わせるブルーと、輝く銀色のパッケージデザインが、商品売り場でひときわ目を引いたものだ。
なにより、缶の中央に付けられた幾何学的な六角形の凹凸が斬新だった。

氷結の名にふさわしく、ウォッカベースで飲み味はクリア、強めの炭酸にスカッと日本中が酔いしれた。

センセーショナルな登場から1年足らずで、缶チューハイ市場の3割を席巻。
これ以後、缶チューハイのイメージは一新され、消費は拡大、大きな市場へと発展する。

氷結は、缶チューハイ人気を爆発させる起爆剤となった。

1、昔の缶チューハイ

では、氷結果汁前夜の缶チューハイはどうだったかといえば、ハッキリ言っておじさんムード満点のお酒だった。

スポーツ新聞片手に飲むのが正装スタイルであり、手にするのはワンカップか缶チューハイがお決まりの二大派閥であり、由緒正しきリカースタイルであった。

2、氷結以後

缶チューハイ市場は活況を見せた。
若者を中心に缶チューハイは手頃なお酒として広まってゆく。

宴会、花見、仲間との酒席だけではなく、家飲みでもチューハイを手に取る人が増えた。
市場規模は拡大し、さまざまな商品が続々リリースされる。

缶チューハイの分類

アルコール分の少ない“ほろ酔い系”や、一本でしっかり酔える“ストロング系”、果汁がたっぷり入った“フルーティー系”などなど、各社シェアを競って製品を投入。
年々、製品のレベルが驚くほど高くなっている。

人気の秘密

100円前後の価格で購入でき、味のバリエーションは多才。
人工的で、鼻を抜ける香料、気になる後味も、最早過去の話だ。
缶チューハイは、安くて美味しいお酒の代名詞となった。

コンビニ画像

コンビニでもスーパーで気軽に買えて、美味しく飲める。
この気軽さが時代に合っていた。

3、フルーティー系

果汁が多い代わりに、アルコール分の少ないフルーティー系も人気がある。
食前酒代わりに飲んだり、酒席の中休みに気分を変えたり、やさしい酔い心地としっかしりした果汁感にリピーターが続出している。

クローゼットクロージングが気に入っているのは、百の贅沢。
おそらくOEM商品なのだろうが、これが美味い。

百の贅沢

フルーツジュースの味、口当たりがする。
ほのかな微炭酸、かすかなアルコールを感じながら飲む、100%ジュースそのものの味だ。

アシードブリュー

製造元はアシードブリュー。
販売しているお店は、群馬県を中心とした北関東に展開するBeisia(ベイシア)というスーパーマーケットチェーンである。

アシードブリューはOEMをやっている酒造メーカーのようで、類似商品に「素滴しぼり」があるようだ。

百の贅沢

百の贅沢は、大手メーカーのフルーティー系よりも果汁が多く、ハッキリ言って味も上だ。

原材料名には『グレープフルーツ果汁・スピリッツ・香料』と記載があり、
『果汁100%濃縮果汁を水及びアルコールで還元しております』と記載されている。
アルコールは入っているものの、製法的には濃縮還元100%フルーツジュースと同じ製法のようだ。

4、缶チューハイの進化が面白い。

ほろ酔い、フルーティー、ストロング、この先はどんな切り口で攻めてくるのか、わくわくしている。

フルーティー系なら断然、百の贅沢(素滴しぼり)をおすすめする。
「これってお酒なの?」と思わず言葉が出てくるほど、ジューシーでフルーツ感満載の味わいに驚くことだろう。

百の贅沢 アシードブリュー 350ml アルコール分4% 参考価格138円
―2018-11-23―

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https://i2.wp.com/yasashii.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/11/zeitaku5.jpg?fit=800%2C600https://i2.wp.com/yasashii.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/11/zeitaku5.jpg?resize=150%2C150asdaj1278その他クローゼットの外小物小物,雑記21世紀の缶チューハイ 氷結果汁登場! 缶チューハイのイメージが刷新したのは、2001年に登場した「氷結果汁」からだった。 空と海を思わせるブルーと、輝く銀色のパッケージデザインが、商品売り場でひときわ目を引いたものだ。 なにより、缶の中央に付けられた幾何学的な六角形の凹凸が斬新だった。 氷結の名にふさわしく、ウォッカベースで飲み味はクリア、強めの炭酸にスカッと日本中が酔いしれた。 センセーショナルな登場から1年足らずで、缶チューハイ市場の3割を席巻。 これ以後、缶チューハイのイメージは一新され、消費は拡大、大きな市場へと発展する。 氷結は、缶チューハイ人気を爆発させる起爆剤となった。 1、昔の缶チューハイ では、氷結果汁前夜の缶チューハイはどうだったかといえば、ハッキリ言っておじさんムード満点のお酒だった。 スポーツ新聞片手に飲むのが正装スタイルであり、手にするのはワンカップか缶チューハイがお決まりの二大派閥であり、由緒正しきリカースタイルであった。 2、氷結以後 缶チューハイ市場は活況を見せた。 若者を中心に缶チューハイは手頃なお酒として広まってゆく。 宴会、花見、仲間との酒席だけではなく、家飲みでもチューハイを手に取る人が増えた。 市場規模は拡大し、さまざまな商品が続々リリースされる。 缶チューハイの分類 アルコール分の少ない“ほろ酔い系”や、一本でしっかり酔える“ストロング系”、果汁がたっぷり入った“フルーティー系”などなど、各社シェアを競って製品を投入。 年々、製品のレベルが驚くほど高くなっている。 人気の秘密 100円前後の価格で購入でき、味のバリエーションは多才。 人工的で、鼻を抜ける香料、気になる後味も、最早過去の話だ。 缶チューハイは、安くて美味しいお酒の代名詞となった。 コンビニでもスーパーで気軽に買えて、美味しく飲める。 この気軽さが時代に合っていた。 3、フルーティー系 果汁が多い代わりに、アルコール分の少ないフルーティー系も人気がある。 食前酒代わりに飲んだり、酒席の中休みに気分を変えたり、やさしい酔い心地としっかしりした果汁感にリピーターが続出している。 クローゼットクロージングが気に入っているのは、百の贅沢。 おそらくOEM商品なのだろうが、これが美味い。 フルーツジュースの味、口当たりがする。 ほのかな微炭酸、かすかなアルコールを感じながら飲む、100%ジュースそのものの味だ。 アシードブリュー 製造元はアシードブリュー。 販売しているお店は、群馬県を中心とした北関東に展開するBeisia(ベイシア)というスーパーマーケットチェーンである。 アシードブリューはOEMをやっている酒造メーカーのようで、類似商品に「素滴しぼり」があるようだ。 百の贅沢は、大手メーカーのフルーティー系よりも果汁が多く、ハッキリ言って味も上だ。 原材料名には『グレープフルーツ果汁・スピリッツ・香料』と記載があり、 『果汁100%濃縮果汁を水及びアルコールで還元しております』と記載されている。 アルコールは入っているものの、製法的には濃縮還元100%フルーツジュースと同じ製法のようだ。 4、缶チューハイの進化が面白い。 ほろ酔い、フルーティー、ストロング、この先はどんな切り口で攻めてくるのか、わくわくしている。 フルーティー系なら断然、百の贅沢(素滴しぼり)をおすすめする。 「これってお酒なの?」と思わず言葉が出てくるほど、ジューシーでフルーツ感満載の味わいに驚くことだろう。 百の贅沢 アシードブリュー 350ml アルコール分4% 参考価格138円―2018-11-23―クローゼットの中を私物を研究してゆくブログです