~日本発のサコッシュ~

ULやファーストライトという言葉が登場したのはいつぐらいなのだろうか?
日本でULの第一人者と言われるハイカーズデポの土屋智哉さんのインタビューコラムを読むと、2000年代にはすでにULを実践している先駆者たちが居たそうだ。

少ない荷物で、長い距離を歩こう。
道具は二役三役をこなすマルチユースなものを選び、道具は軽いものの方が良い。

こんなシンプルな発想と、劇的に進化してゆく新素材が出会って、超軽量で機能的なギアが次々に開発されてゆく。

そしてそのギアを作っているのは、名の知れたメーカーではなく、ガレージブランドという、個人単位で制作から販売まで行うメーカーなのである。

山と道

サコッシュ画像

サコッシュというものをご存じだろうか?
近年、アウトドアを中心に流行中のたすき掛け出来るバッグのことだ。
シンプルで軽く、サイズは必要最低限。中身へのアクセスがしやすい特徴がある。
昔から、この手のバッグはあった気もするが、意識的に日本で作られ始めたのは2010年前後からのようだ。

その先駆者的な存在が、「山と道」というガレージブランドに他ならない。

ガレージブランドの誕生

ブランド誕生のきっかけは、前出の土屋智哉さんの旅行記を読んだ山と道の創業者の方が、ULの概念に共鳴したことだった。
土屋智哉さんの旅行記に触発され、自らも旅に出発した。
その後、自身の体験談を織り込んでサコッシュを製作し、販売するようになったのが山と道の発端なのだそうだ。

このフットワークの軽さと、作り手がしっかりフィールドテストを行い、体験を元に製品作りにフィードバックする姿勢こそが、ガレージブランドの最大の強みなのである。

そうして作られたサコッシュは、まさにアイデア満載のバッグになっている。

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サコッシュは、コンセプト通り、シンプルなかばんになっている。
開口部にはジッパーがないので、貴重品を入れるのはお勧めできない。

行動中に直ぐに取り出したいものを入れておくのが正解のようだから、手袋やタオル、ゼリードリンクや飴など、衣服のポケットの延長線上のものを仕舞っておくのがベストなのかもしれない。
シンプルが故に、使い方は無限に広がっている。

山と道サコッシュ 日本製 直営サイトにて販売中 4,600円~ ―2018-05-31―

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