~アークテリクスの小さなバッグ アーバンファニー~


ARC’TERYXのウエストバッグURBAN FANNYだ。

URBAN FANNYは、基本的にはウエストバッグとして設計されているのだけど、(肩に)掛けてよし、(腰に)巻いてよしのマルチパーパスなバッグなのである。

大型ザックの中にURBAN FANNYを忍ばせておいて、観光地ではURBAN FANNY片手にぶらぶら散策。街に出掛けて、前に後ろに斜め掛け。そんな用途にぴったりハマる。

URBAN FANNYの過去と現在

URBAN FANNY画像
アーモンド形の立体裁断ボディ

アーチ形でフィット感抜群の背面
URBAN FANNYは都内でも本当によく見かけた。
なにせ値段が安かった。3000円出せば買えたのだ。

それでいてフィット感は当時のウェストバッグの中で屈指のレベルだった。
アーチ形の構造と、立体裁断がこのまろやかで絶妙なフィット感を作ってくれた。
始祖鳥、お買い得プライス、最高のフィット感、これで人気が出ないはずがなかった。

しかし、人気者のURBAN FANNYも2000年代後半には廃盤に。
後継にはMAKAがその役割を引き継いだ(MAKAもいいバッグです→詳しくはこちら)。

現在では、中古市場でURBAN FANNYは取引されている。
当時の定価よりもやや高い微プレミア価格で流通しているようである。

それから時折、大手セレクトショップが別注をかけ(当時のものと比べると細部は違うようだが)、復刻として限定的にURBAN FANNYは復活する。

URBAN FANNYへの願い

正直ね、廃盤じゃなくて、別注じゃなくて、もう一度正規で売り出してもいいモデルだと思っている。人気や実力は間違いなくあるし、現在の視点で見てもいいバッグなのだ。
もしも再販してくれるのならば、当時のサイズよりも1.3倍大きなBIG URBAN FANNYをラインナップに追加してくださいとメーカーにお願いしたい!

ブランドの刺繍がかすれる程使ったけど愛着は全く薄れない。
かばんとしての機能は全く損なわれていない(若干裏側のコーティングが剥がれたぐらい)。

だけど今ではURBAN FANNYは引退している。
引退はしているが隠居はしておらず、時にはMAKAの代打で出番もある。

財布と携帯電話と鍵をURBAN FANNYに詰めて出掛ければ、両手も気分も自由自在だ。
付けているのを忘れるぐらい、そういう形容詞がぴったりハマる、お気楽お出掛けバッグなのである。

ARC’TERYX URBAN FANNY CANADA製 廃盤 ―2018-06-02―

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