ベストはいつだって最高さ!

ベストが好きだ。
身頃を暖め、時には保護もしてくれて、ポケットはなにかと重宝する。
それでいて袖がないために、窮屈さがまるでないのだから、ベストはえらい。

1、古着とベスト + スーツにベスト

古着屋へ行くと、いい表情のベストにめぐり会うことができる。
分厚いダック素材、レーシング系のキルトベスト、レザーで作られたカウボーイベスト。どれもこれも、笑みがこぼれるほど大好きな洋服である。

ベストスタイル画像
トラッドにもワークにもベストの応用範囲は広い

スーツにベストを合わせるサックスーツスタイルも味わい深い。
ベストを着ることにより、時代をさかのぼって、西部劇映画のクラシックスタイルを体現できる。実用性だけではなく、アレンジ上手なところもベストのいいところなのだ。

2、私のベスト

ワークスタイルのベストを手に入れた。
シャンブレー素材の表地、ライニングはナイロン。格子状のキルトで縫われていて、アメリカの60’s~90’sのワークベストのスタイルをしているが、実はリプロダクトものだ。

ワークベスト画像
アメリカのワークスタイルのベスト

中綿はThermore

この手のワークベストは、見た目ほど保温力はないのがお約束なのだが、こちらのベストはキルティングにThermoreというハイテク素材がたっぷり封入されているために、羽織るとしっかり暖かい。
メーカーはSTANDARD CALIFORNIA。横乗りとアメカジを融合させた恵比寿の老舗だ。

表地はブラックシャンブレー

黒っぽいシャンブレー素材は縦落ち感があり、古着に見えるが、あくまでUSED加工だ。
ライニングはオリーブ系ミントカラー。ジッパーはYKKの縦長のものが付属している。

3、レプリカではないアップデート

復刻とはテイストが違うけれど、古いワークウェアをデザインソースにした雰囲気がよく出ている。
70’s辺りのワッペンをラフに縫い付ければ、まさに当時へタイムスリップする程の完成度の高さだ。正直、はじめて見た時は、アメリカ古着なんだと思っていた。ざらざらに見えた表地(ダックやデニムに見えた)を触ると、柔らかいシャンブレーの感触に驚いた。

表地は柔らかいブラックシャンブレー。Thermoreの中綿によって、見た目は古くても中身はしっかりアップデートされている。
アメリカのワークベストは最高だが、ごつくて身幅も広く、合わせる服を選ぶものの、STANDARD CALIFORNIAのワークベストならばスマートなシルエットのために、インでもよし、アウトにもよしのどちらでも似合うようになっている。
アメカジスタイルはいうに及ばず、テーラードジャケットのインナーとしても似合いそうな、変化球的な懐の深さを持っているのだ。

4、STANDARD CALIFORNIA

standard-californiaロゴ画像
STANDARD CALIFORNIAは創業当初からのスタイルを変えていない。
アメカジが冬の時代を迎えて、アパレルから撤退する企業がめずらしくない中、芯をブレさせずに歩んでいることがスゴイことだと思う。
そして、紹介したワークベストのように、現代にアップデートした古き良き時代のアイテムを数々リリースしてくれることは、これまた嬉しいことなのである。

スタッズで有名なHTCを日本に広めたのも、同店だったりする。
まさに恵比寿の中にあるカルフォルニアなのだ。

standard-california店舗内画像
出典:グーグルマップより STANDARD CALIFORNIAの店舗内の画像

西海岸の明るい陽射しを受けた、アクティブでクリーンなアメカジが、いつでもSTANDARD CALIFORNIAでは取り揃えられている。

5、ワークベストスライド

スライドショーには JavaScript が必要です。

STANDARD CALIFORNIA キルティングワークベスト 中国製 ¥16,590円
―2018-12-20―

Follow me!

https://i2.wp.com/yasashii.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/12/standard-california36.jpg?fit=800%2C600https://i2.wp.com/yasashii.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/12/standard-california36.jpg?resize=150%2C150asdaj1278衣類衣類ベストはいつだって最高さ! ベストが好きだ。 身頃を暖め、時には保護もしてくれて、ポケットはなにかと重宝する。 それでいて袖がないために、窮屈さがまるでないのだから、ベストはえらい。 1、古着とベスト + スーツにベスト 古着屋へ行くと、いい表情のベストにめぐり会うことができる。 分厚いダック素材、レーシング系のキルトベスト、レザーで作られたカウボーイベスト。どれもこれも、笑みがこぼれるほど大好きな洋服である。 スーツにベストを合わせるサックスーツスタイルも味わい深い。 ベストを着ることにより、時代をさかのぼって、西部劇映画のクラシックスタイルを体現できる。実用性だけではなく、アレンジ上手なところもベストのいいところなのだ。 2、私のベスト ワークスタイルのベストを手に入れた。 シャンブレー素材の表地、ライニングはナイロン。格子状のキルトで縫われていて、アメリカの60’s~90’sのワークベストのスタイルをしているが、実はリプロダクトものだ。 中綿はThermore この手のワークベストは、見た目ほど保温力はないのがお約束なのだが、こちらのベストはキルティングにThermoreというハイテク素材がたっぷり封入されているために、羽織るとしっかり暖かい。 メーカーはSTANDARD CALIFORNIA。横乗りとアメカジを融合させた恵比寿の老舗だ。 表地はブラックシャンブレー 黒っぽいシャンブレー素材は縦落ち感があり、古着に見えるが、あくまでUSED加工だ。 ライニングはオリーブ系ミントカラー。ジッパーはYKKの縦長のものが付属している。 3、レプリカではないアップデート 復刻とはテイストが違うけれど、古いワークウェアをデザインソースにした雰囲気がよく出ている。 70’s辺りのワッペンをラフに縫い付ければ、まさに当時へタイムスリップする程の完成度の高さだ。正直、はじめて見た時は、アメリカ古着なんだと思っていた。ざらざらに見えた表地(ダックやデニムに見えた)を触ると、柔らかいシャンブレーの感触に驚いた。 表地は柔らかいブラックシャンブレー。Thermoreの中綿によって、見た目は古くても中身はしっかりアップデートされている。 アメリカのワークベストは最高だが、ごつくて身幅も広く、合わせる服を選ぶものの、STANDARD CALIFORNIAのワークベストならばスマートなシルエットのために、インでもよし、アウトにもよしのどちらでも似合うようになっている。 アメカジスタイルはいうに及ばず、テーラードジャケットのインナーとしても似合いそうな、変化球的な懐の深さを持っているのだ。 4、STANDARD CALIFORNIA STANDARD CALIFORNIAは創業当初からのスタイルを変えていない。 アメカジが冬の時代を迎えて、アパレルから撤退する企業がめずらしくない中、芯をブレさせずに歩んでいることがスゴイことだと思う。 そして、紹介したワークベストのように、現代にアップデートした古き良き時代のアイテムを数々リリースしてくれることは、これまた嬉しいことなのである。 スタッズで有名なHTCを日本に広めたのも、同店だったりする。 まさに恵比寿の中にあるカルフォルニアなのだ。 西海岸の明るい陽射しを受けた、アクティブでクリーンなアメカジが、いつでもSTANDARD CALIFORNIAでは取り揃えられている。 5、ワークベストスライド STANDARD CALIFORNIA キルティングワークベスト 中国製 ¥16,590円―2018-12-20―クローゼットの中を私物を研究してゆくブログです