~ナイトラン3つの必須アイテム~


夜のジョギング=ナイトランに欠かせないアイテムは3つある。
光りを反射し、車の運転手に存在をアピールするリフレクター。
自ら発光し、暗闇でも周囲の人に位置を伝えるマーカー。
そして3つ目が懐中電灯だ。

ナイトランと懐中電灯

懐中電灯画像

懐中電灯の守備範囲は広い。

足元を照らし、路面の凹凸を確認し、障害物を避けてケガを未然に防ぐこと。

進行方向を照らし、夜道のガイドとして使うこと。

光量を落とし、マーカー代わりに使うこと。

1本あれば、いろいろ使える。

LEDの進化

ここ10年で、懐中電灯は劇的に進化した。
小型だけど薄暗いという従来のLEDの評価は、今やはるか昔だ。

現在では、車や電車の前照灯になり、国道の道路照明灯としても使われるほどの大光量を発生させる。LED素子の改良に伴い、自動車のヘッドライトと遜色ない明るさを放つ懐中電灯すらあるぐらいだ。
LED光源は、まさに日進月歩の歩みで進化しているのである。

ナイトランで選ぶなら

ナイトランで使う懐中電灯には、以下の要素が求められる。

  1. 小型なこと
  2. 電池寿命が長いこと
  3. 光量の調節が可能なこと
  4. 200ルーメン程度の明るさ

加えて、雨の日にも走るランナーは、防滴仕様のモデルならば安心して使うことが出来る。
エネループなどの充電池に対応していれば、ランニングコストをぐっと下げることが可能だ。
ポケットに入れておくにせよ、手で持つにせよ、ランニング中は小型で軽量な懐中電灯が文字通り荷物にならない。明るさよりも、携帯性や、軽量性、機能性に着目してみるのがオススメだ。

選んだ一本

懐中電灯画像
HDS Clicky 170-CN

以上のような選択肢から、私が選んだ懐中電灯がHDS社のClicky 170-CNモデルだ。
直感的に使える明るさモード切替え。手のひらサイズの携帯性。リチウムイオン二次電池対応。防水仕様。と、コンパクトなボディには多彩な機能が詰め込まれている。


明るさモードの切替えが特に秀逸だ。
クリック、ダブルクリック、トリプルクリックで任意の明るさを選び、どのモードからでもターボモードに切り替えることが出来る。

普段はMIDモードで使い、抑え目の明るさで電池消耗を抑えつつ、遠くを確認したい時だけテールスイッチを長押ししてターボモードにするなど、状況の変化に応じフレキシブルな使用方法が可能だ。
これが実に使いやすく、実用性に長けたインターフェイスなのである。

さらに、明るさのポジションは、ユーザーが任意にカスタマイズ出来るシステムが採用されている。
0.3Lumensから170Lumensまで、用途に応じて組み合わせ、段階的に照度を選択出来るだけではなく、ストロボ・SOS・ビーコンの各種点滅モードまで用意されており、タクティカルな使い方も設定出来るようになっている。
自分好みに明るさを設定しておけば、クリック一つで指定した明るさが呼び出せるようになるのだ。

重さの理由

HDS社のClicky 170-CNは、ボディ重量が90gと決して軽いモデルではない。
これには深い訳がある。


ボディを肉厚にし、強度を上げている。
バッテリーをスプリングとラバーで挟む構造を取り入れ、内部の強度を確保している。
発熱を抑えるために、ヒートシンクの厚みを従来の懐中電灯より増やしていることが、重量増の主な理由だ。しかし、増加した重量以上に、トレードオフによって得られるメリットは大きい。

HDS社は「7mからの落下10回にも耐える」とPRしている。
それほど耐衝撃性は高い。まるで某メーカーの時計のようだ。
タフネスに自信がなければ、絶対に出来ないコマーシャルである。

EDC

HDS社のライトにはEDCというシリーズ名が付けられている。
これは「EVERYDAY CARRY」の略語で、常に持ち歩く携帯品を意味している。

HDS社のライトは、きめ細やかなインターフェース+耐衝撃性の高いタフなボディによって、極めて信頼性の高い道具として設計されている。

いたずらに明るさを追求せずに、ランタイムと実用性を重視している。
トータルバランスに優れ、EDCライトとしてのレベルは高い。

懐中電灯を一本選ぶなら、シーンを選ばずに使えるHDS社のClicky 170-CNを私は選択する。

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HDS Clicy 170-CN 米国製 廃盤品(後継機あり)―2018-06-21―

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