Fred Bare(フレッドベア)はイギリスの帽子ブランド

Fred Bareは、セレクトショップではお馴染みのブランドだった。
オーセンティックなスタイルながら、どこか尖ったデザインが印象的だった。英国特有の伝統と反骨を内包したカウンターパンチに痺れた。Fred Bareにはパンクの血が流れていた。

イギリス国旗画像
伝統と反骨が同居するイギリス・ピース!

1、これぞハンドメイドの味わい?

私の持っているキャップはハンドメイドで作られたラフさが見て取れる。
内装の処理が左右で異なり、内縫いで縫製されているのに、一部だけ外縫いになっている。基本的には丁寧な手仕事が施されているために、その一部だけが妙に目立つ。これが英国流のハンドメイドの味わいであろうか?

2、Fred Bareは強気の値段?

Fred Bareはカジュアルなヘッドウェアとしては、高額なブランドだ。
シンプルなものでも2万円弱から、手の込んだものは5万円近くの店頭価格を付けていた。
英国製ということと、ハンドメイドならではの強気な値付けだろうか?

看板画像
ハンドメイドだから高いのかな?

3、先鋭のセンス

所有しているFred Bareは2個だ。
コーデュロイにペンキを振り撒いた生地を使うワークスタイルのキャップと、スウェット生地で作られたリバーシブルハットだ。

高品質でカジュアルな帽子が少なかった時代には、このセンスは独自のものだった。
いち早くペンキ加工を帽子に施し、スウェット生地を帽子の素材として選ぶセンスは間違いなく10年早いデザインだった。

4、2019年のフレッドベア

セレクトショップではお馴染みだったFred Bareだが、近頃は見かけない。
さまざまなブランドで個性的な帽子を扱うようになった現在、高価なFred Bareは手に取られにくいのかもしれない。もしかしたらブランドが閉業してしまったのだろうか?

5、Japanブランドの帽子

OverrideやCA4LAなど、日本発の帽子ブランドが存在感を増している。
日本のカジュアルハットは四角四面で、デザイン的には正直イマイチだったが、前述の2つのブランドが牽引役となって、近頃はやわらかいデザインもサマになってきたように感じている。よい帽子を供給し、需要する文化が日本にも根付いたということだろうか?

カシラとオーバーライドロゴ画像
日本発のCA4LAとoverride

6、熊の敬礼

ちょっと古いものになるが、熊のマークが入ったイギリス製の帽子は今でも愛用している。
シルクハットを胸に抱え、ちょこんと佇む熊がトレードマークのFred Bareに他ならない。

Fred Bare Headwear ENGLAND製 ―2018-01-02―

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