渋谷アメカジショップ THE BACKDROP

グラミチを初めて買ったのは渋谷のバックドロップだった。
スポーツウェアからワークウェア、アウトドアウェアからレザーウェアまで、US MADEのアイテムが所狭しと並び、壮観な品揃えだった。バックドロップはアメカジの総本山であり、まさに黒船だった。

株式会社リムジンインタナショナル沿革より

USA時代のGRAMICCI

その頃のグラミチはUS MADEでアメリカンサイズ。
レングスは長く、ワタリは太く、裾に向かうほどにスリムになる、極端なテーパードシルエットだった。ぶかぶか、だぼだぼ、武骨。アメリカから来たクライミングパンツの洗礼は強烈だった。

180度開脚の出来るガゼットクロッチ。ワンタッチで調整可能なウェビングベルト。特徴的なテーパードシルエット。岩場でストレスなくクライミングするためのディテールが、なんともバタ臭くてカッコ良かった。

21世紀のGRAMICCI

21世紀になってからもグラミチは走り続けている。
美脚シルエットの新定番ナローパンツを筆頭に、アップデートされた製品が数々生み出されている。セレクトショップ別注品は毎年人気を博しており、ファッション誌の常連になっている。

begin誌面画像
出典:Begin公式サイト

躍進はパンツだけにとどまらず、昨今のグラミチはトータルで製品をラインナップしている。
頭の先からつま先まで、グラミチの選択肢はぐっと広がった。

UMPIRE CAP

10年来のグラミチファンであるクローゼットクロージングが直近で購入したアイテムは、シンプルなUMPIRE CAPだ。

UMPIRE CAP画像

CAPのクラウンにはお馴染みのアイコン・ランニングマンの刺繍が施され、後部にはウェビングベルトが装着されている。バイザーには芯が入っていないため、柔らかなかぶり心地&折りたたみが可能だ。グラミチのパンツよろしく、コンフォータブルな着用感が魅力的である。

このUMPIRE CAPは夏にぴったりだった。
折り畳めばかばんのすき間に入り、強い陽射しをさえぎり、着用感はやわらか。
バイザーに芯が入っていないので、汚れても気軽にざぶざぶ洗濯機で洗えるメンテナンス性の良さが、夏場にはありがたかった。

ワンタッチでサイズ調整が出来るご存じウェビングベルト。ベルトをぎゅっと引っ張れば、風の強い日でも帽子が飛ばされる心配はない。脱ぐ時は反対に、ワンタッチで緩めるだけでいい。これぞグラミチ、ウェビングベルトの真骨頂なのである。

白と紺二つのUMPIRE CAPを所有し、服装に合わせて使っている。
癖のない形なので、性別も年齢も問わず、馴染みやすい帽子になっている。
かぶりやすく、合わせやすく、そして買いやすいプライスの3拍子。グラミチ=パンツという先入観は一気に吹き飛ぶ会心のCAPなのである。

おまけ

90年代後期のGRAMICCI。

GRAMICCI UMPIRE CAP 購入価格4,104円 中国製
―2018-09-17―

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